通関士 合格体験記 K.Mさん 愛知県 40代 女性
(1年目:通関士総合講座(早期スタートパーフェクトコース)、2年目:通関士総合講座(レギュラーコース))

私の合格体験記
◇58回 合格
通関業法39、関税法47、通関実務37
◇57回 不合格
通関業法39、関税法45、通関実務26
対策
1年目
2年目
スクール指定教材:通関士徹底攻略ガイド(赤)、通関士過去問題集(青)
学習のほか、タイムキーパーとモチベーションの維持のためにもスクールを活用
授業を受けつつ、月々、週ごとのテスト対策が日々の学習の中心となる感じ
その他使用教材
通関士丸わかりノート2023
通関士選択式徹底対策
通関士試験の指針2023
ゼロからの申告書2023・2024
通関士試験問題・解説集2024
統計品目カード
H.P「貿易ともだち」「通関士問題のNote」
Youtube番組:条文順通関士講座
勉強時間
時間数を稼ぐより期間と学習範囲をきめ、
〇〇までに◇◇までやる、方針ですすめた。
平日は1時間ぐらい取れたらベスト、
土日どちらかは4〜6時間、近所の図書館で集中。プラス授業。
子供が夏休みの7月8月はほぼできず、
カードでクイズとか、ウェブの問題集とか、できることをやる感じ
集中できない時はやっても意味ない(実際そうだった)、
と割り切って、できるときにがっつりやるようにした。
関税法、通関業法
常に、どうして〇なのか、×なのか、問題を解くとき、
その理由や根拠を解答とともにノートに書きだすようにした。
独特の言い回し、文の切れ目のわかりにくさは、
問題数をこなし慣れることで解決されると思う。
2年目は、赤のテキストを”間違えやすい条文書”のような使い方をした。
問題を間違える度に赤のテキストにある条文を日付とともにしマーカーでチェック、
自分の弱い所が一目できるようにした。
赤のテキストはイラストも多く読みやすくわかりやすいが、
問題文に使われるような固い文章の多い「通関士試験の指針2023」の記述も参考にした。
通関実務
全般に過去問と授業プリントを中心に、
申告書だけは税番の選択を集中して学習。
申告書は、2年目にしてようやく自分なりにコツをつかんで、
楽になった実感があった。
計算問題はパターンを覚えれば全然難しくない。
複数選択や一択は、
過去問を何度も繰り返し解きながら、
とにかく問題に慣れるようにした。
加算要素は、税関のホームページを見るとよいかも。
加算例不可算例がQandA式で丁寧に説明されている。
(またそれがそのまま通関士試験の問題になっていたりしている)
試験を終えて
58回は、違和感の多い試験で(傾向ががらりと変わった印象)で、
えーっと?と脳内を確認しながら手探りで進めるような感じでした。
設問満点を目指していた通関業法と関税法の語群選択25点と、
実務の計算問題10点で手ごたえが薄くて、
最後まで、大きく間違ってはないはずだけど???と疑心暗鬼でした。
が、とくに実務は予想外のところで正答率が大きく上がっていて、
おお!と自分でもびっくりしたぐらいです。
この2年で、どんな問題でもこなせる力が身についていたんだなと、
斎藤先生を信じてまちがってなかった、と感謝の気持ちでいっぱいです。
実は、5年ぐらい前に一度受験しています。
とはいえDVDどっさり型のテキストさらっとやって
実務の勉強をほとんどしていない状態で受験したという、大バカものです。
仕事で役にたつかなー?ちょっと受けてみよーみたいなノリで、
通関士試験がどんなものかをまったくわかっていなかったので受かるわけもないわけです。
ところが、2、3年前から輸入業務に本格的に取り組むようになっため
専門知識の習得の必要性を感じるようになり
独学で貿易実務のC級、B級を取ったもののどこか物足りなく、
やっぱり、ちゃんと勉強して通関士取ろう、と資格取得を目指すことにしました。
斎藤先生のスクールは体験授業の感触と、
オンライン受講も可、ということで入学を決めました。
授業はどんどん進み、
先生もパパっと早く解説、
テスト問題も痛いところをついてくる問題ばかりで、
なんとも気が抜けなかったです。
しっかり理解をしないと前に進めないようになっている(日々のテストで合格できない)ので、
それを乗り越えるほど実力が付いてきたのかな、と。
ただ、うっかりしていると、あれ?となるので、
そんなときはYoutubeの番組みたり、
先生に質問もたくさんさせていただきました。
オンラインでも指名されたり、
テストがあったりするので、そこそこ緊張感は保てました。
(が、全然そうでない時もありました。)
一回ぐらいは大阪でテスト受けよう、
なんて思ってましたが結局、
2年間スクールに行く機会は全く作れず、
スクールの雰囲気も味わうこともなかったのが残念でした。
ただ本音をいうと昨年合格したかったです。
57回は、通関実務で失敗しました。
実務の申告書問題で、問題文きっちり読まず、
何か所も思い込みと勘違いで進んでしまった、痛すぎました。
問題文をしっかり読んで解く、
という基本中の基本が簡単そうで実は全然難しい、
まさにそれを体感した昨年でした。
それを知った息子(今小6)が、
以来ことあるたびに「1点で落ちるよ、しっかり読まなきゃ!」
「今年落ちるわけないよね、同じこと2年もだよ」とくり返しくり返ししつこく言い続けてくれたおかげで!
気が緩むことなく、合格できたのかもしれません。
ある意味、斎藤先生よりメンタルにひびきました。
とはいえ、協力的でもあり、日々、
統計品目カードでクイズ方式に問題を出してくれ、
逆に税番を息子のほうが先に覚えてしまったほどです。カードすごい。
合格後、会社からは評価も頂き、
専門知識ある人の位置づけをされ、
業務の幅が広がりました。
またそんな息子はいつからか
「学校明日テストだから勉強だ、追い込みだ」といって自ら学習するようになりました。
がんばっている姿や結果はいろいろなところに還元されているように思います。
うれしい限りです。
先生には本当にお世話になりました、ありがとうございます。
毎週の掲示板にUPされる励ましのメッセージが支えになっていました、
とくに最終のものは本当にぐっときました。
通関実務A級の受験も(会社よりすすめらております)考えておりますので、
また来年連絡させていただくかな?と思います。
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